軽貨物を始めた最初の頃、配達・運転・接客・端末の操作、いろいろ不慣れな中で作業を行う為、慌ててしまう事があると思います。
今日は、そんなトラブルの一つ、『誤配』をしてしまった場合の対処法をお伝えしたいと思います。
失敗は誰でもやります。気を落とさないでください。
軽貨物ドライバーが誤配をした時の対処法
誤配した際、一番大事なのは『報告・連絡・相談』
- 暗証番号付きの宅配ボックスに誤配をした場合
- 誤配した直後に気付いた場合
こういった、直ぐに対処が出来る場合は、対処を優先して大丈夫です。直ぐに回収し、正規の配達先に届けてください。
これとは、逆に
- 管理会社に開けてもらう宅配ボックス
- 誤配先の人が出かけていて直ぐに回収出来ない等
直ぐに対処できないような場合は、事業所に報告し、正規の配達先に連絡をする事が大切です。この際、報告・連絡の内容をしっかりまとめて話が出来るとスムーズにトラブルの対処が出来ます。
報告・連絡の内容
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謝罪
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誤配の報告
誤配をしました!
・『いつ』
・『どこ』
・『BOXか手渡しの誤配か』
・『回収が直ぐ行えるか』
・『いつ正規の届け先に届けられるか』
誤配が発生すると、そこに不安が生まれます。お客様も、事務所の人もです。この内容を報告する事で、ドライバーが次にどんな行動をするのか相手に理解してもらえる為、ちゃんと対応をしてくれるという安心感を与える事が出来ます。
軽貨物ドライバーが誤配を起こす原因
軽貨物ドライバーが業務中に誤配をする場合、次のような事が原因として考えられます。
- 経験値の不足
- 集中力の低下
- 意識が散漫になっている
- 確認の習慣が出来ていない
- 雨天時、夜間による視界低下
- 疲労
これらの原因の説明は、お客様から説明を求められることがある為、知識として頭に入れておくと説明しやすく、事前に予防策を取る事が出来ます。
宅配ボックスの誤配について
宅配ボックスの誤配は非常に厄介です。宅配ボックスには二つのタイプがあります。
- こちらで暗証番号を設定するタイプ
- 電子タイプ
暗証番号設定タイプであれば、回収は簡単ですが、電子タイプになると管理会社を通さなければ回収出来ません。その為、素早い対応が出来なくなるため、取り扱い注意となります。
電子タイプは、インターネットで繋がっているタイプであれば遠隔管理が出来る為、電話をすれば開けてもらえる場合もあります。
管理会社を通す場合、手数料として5000円~10000円を支払う必要がある為、注意が必要です。
その場合、あまり良いことでは無いでしょうが、回収せず弁償として同じ品物を買って、正規の配達先に渡した方が安くなる場合も多々あります。
誤配しない為の予防策
これは、別記事を用意しますが、誤配を起こして良いことは何もありません。
無くすのは難しいですが、予防策を講じる事で、最初のうちは月に2~3回の誤配をしていた人が、半年に一回のレベルにまで減らしていたこともあります。
根気良く改善に努め、頑張っていきましょう。