宅配とは? ー 軽貨物ドライバーの基礎知識
宅配は、各家庭に荷物を届ける配達モデルです。企業から個人へ物を運ぶBtoC型の事業です。
宅配を取り扱っている主な会社
- ヤマト運輸
- 佐川倭急便
- デリバリープロバイダ
- 楽天
- 日本郵政
等々
宅配業務のメリット
- 成果報酬の為、収入が比較的に高くなる。
- スキルによって、労働時間の短縮も狙える。
- EC市場の成長により、将来的に稼げるチャンスが来る可能性がある。
宅配業務のデメリット
- 心身への負担が大きい
- 繁忙期と閑散期の差が大きい
- 夜の時間指定や不在によって、長時間稼働になりがち。
- 細かく、移動を多く行う為、燃料を食いやすい。
- 荷物整理が大変
- 悪天候の中での配達は絶望的
- 誤配などミスが起きた際、現業務がストップする為、ダメージが大きい
宅配の収益の仕組み
宅配は、基本的にその日お客さんに渡した荷物数に、1個当たりの単価を掛けた金額が売上としてドライバーに支払われるのが一般的です。
配達完了数×単価=売上
- 例
持ち出し数 150個
配達完了数 125個
単価 170円
売上 21250円
持ち出し数が多くても、不在率の高いエリアであれば、収入は上がりません。
宅配業で「稼ぐ」としたら何処がオススメ?
いろんな荷主がいますが、基本的には何処が良いという事はありません。担当するエリアによって、物量や不在率、負荷が違ってきます。良いエリアで配達をする事が出来るかどうかが重要です。
全体的に見て、Amazonのデリバリープロバイダ関連が、単価としては高い物になっています。ですが、年々単価を落としてきている為、近い将来、宅配の単価は各社近いものになると思われます。
宅配業で「良いエリア」に就くには
ヤマト運輸、佐川に直接入社するのも、選択としてありますが、個人の場合、業務委託を通してエリアに配属される事が基本です。その業務委託の会社が、良いエリアを確保しているかどうかが、大事になってきます。また、会社の入れ替わりが多い業界の為、今後拡大する見込みがあれば、良いエリアを獲得する可能性はグッと上がります。
逆に、選んだ会社が撤退という事になる事もリスクとしてはある為、会社選びは注意深く見ていく事をオススメします。
会社選びを失敗したときに起こりうるリスクが、こちらの記事の中にあるので、ご参考ください。
軽貨物ドライバーで起こりうるリスクとは?-リスクへの備えが大事
とは言え、どこをどんな風に見ていけば良いのか分からないと思います。
「自分の会社、ダメですね!」
なんてことは、普通言わないので、自分で見極める必要があります。
もし、リサーチをして、見て回ったけど決めかねているのでしたら、一度飛び込んで見るのも一つあると思います。
出来れば、内部情報を発信している会社であれば、リスクに対して備えを持つ事が出来るので、飛び込む際は下調べ出来るようなクリアな会社がいいですね。
この他にも、軽貨物ドライバーとして知っておきたい基礎知識を記事にしているので、ご参考ください。
【FIRE】軽貨物ドライバーで経済的自立を実現する方法(Financial Freedom)