こんにちは!軽貨物ドライバーで月収100万を達成したトミです!

今回は、軽貨物ドライバーの知っておくべき基礎知識として、『車両管理』について記事を書いていきます。
あなたは、車両管理にどういったものがあって、どれくらいの出費がかさむか気になりませんか?

この記事で、軽貨物ドライバーとして働く前の準備と、あなたの収支計算の参考にしていただければと思います。

 

軽貨物ドライバーの基礎知識 - 車両のメンテナンス

 

軽貨物運送業は、軽バンと呼ばれる車両を使って仕事を行います。車両は定期的にメンテナンスをしなければ、エンジントラブルだったり、最悪廃車になってしまう事もあるので、キチンと管理する必要があります。

 

《メンテナンスの主な内容》

 

 

✔ エンジンオイルの交換/6ヵ月または走行距離5,000kmごと

 

 

エンジンオイルは使用するうちに劣化するため、6ヵ月ごと、または走行距離5,000kmごとに1回交換する必要があります。

 

・エンジンオイル交換の必要性
エンジンオイルは、エンジンをスムーズに動かすための潤滑油です。そのほか、エンジンを守るために、「内部の気密性を保つ」「エンジンの熱を冷却する」「汚れを取り込む」「内部の酸化を防ぐ」といった作用もあります。エンジンオイルが減少したり劣化したりすると、エンジン内部の摩擦抵抗が増加して、燃費が悪化したり、焼き付きが起きたりします。

・エンジンオイル交換のポイント
エンジンオイルの交換は、業者だけでなく、個人でも交換することができます。交換方法はYouTube動画にもいくつか上がっています。必要な工具・交換オイルはドンキホーテだったり、ネットショップで購入可能です。廃オイルの処理も必要となるため、処分についてもチェックしておくといいでしょう。

廃オイル処分に関する記事

 

 

✔ タイヤのローテーション【走行距離5,000~10,000kmごと】

 

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タイヤは交換するだけでなく、定期的にタイヤの位置を変えるローテーションが必要となります。タイミングの目安は走行距離5,000~10,000kmごとに1回です。

・タイヤのローテーションの必要性

 

タイヤは、前輪と後輪で摩耗スピードが異なります。特に前輪は後輪よりも摩耗しやすく、その寿命は後輪の2分の1から3分の1といわれています。長期間タイヤの位置を変えないと、一部だけ摩耗が進むため、パンクしやすくなり

 

ます。タイヤを長持ちさせるためにも、定期的なローテーションが欠かせません。

・ローテンションのポイント
タイヤのローテーションはスペアタイヤに変える要領と同じです。ローテーションを行うときは、均等に位置を変える必要があり、配置換えについての知識も必要です。【ローテーションに関する記事

 

✔ オイルフィルターの交換【オイル交換2回ごと】

オイルフィルター

エンジンオイル交換の2回に1回、オイルフィルターの交換を行いましょう。

・オイルフィルター交換の必要性
オイルフィルターは、エンジンオイルを濾過して不純物を取り除くためのフィルターで、オイルエレメントとも呼ばれています。エンジンオイル内の不純物を取り除くことで、最適なエンジンの動きをサポートしています。エンジンオイルは、使い続けるうちに不純物などで目詰まりを起こします。定期的に交換してきれいな状態を保つことが必要になります。

・オイルフィルター交換のポイント
オイルフィルターはセルフ交換も可能です。ただ、正しく交換しなければオイル漏れにつながるおそれがあります。また、車によってオイルフィルターの種類が違います。交換方法にもケースごとの交換やエレメントとワッシャーだけの交換などいくつかの形式があるため、オイルフィルター交換についての知識や経験がない場合は、業者に任せる事を勧めます。

 

✔ ブレーキオイルの交換【1~2年】

ブレーキオイル

ブレーキフルードとも呼ばれるブレーキオイルは、4年に1回交換しましょう。ブレーキの性能に大きな影響が出る前に交換する必要があります。

・ブレーキオイル交換の必要性
ブレーキオイルは、油圧ブレーキを作動させたときに、ペダルからホイールの中にあるブレーキまで制動力を伝える役割を持っています。ブレーキオイルは熱や水が混入することで劣化するため、長期間ブレーキオイルを交換しないと、ブレーキの利きが悪くなって非常に危険です。

・ブレーキオイル交換のポイント
ブレーキオイルには沸点の違いによって種類があります。業務用で使う事などを基に業者に相談して、適切なブレーキオイルを選びましょう。ブレーキオイルの交換は、オイルが充填されているリザーバータンクから、タイヤ側のブレーキパッドまですべての経路で行わなければ確実な効果は得られません。業者に交換を依頼したほうが安心です。

 

✔ バッテリーの交換/【2~4年】


バッテリーは車に搭載されている蓄電池で、2~5年に1回の交換が目安となります。

・バッテリー交換の重要性
バッテリーは、エアコンやカーオーディオなどの電子機器や、エンジンスターターやウィンカーなどの電装品など、車を動かすためには欠かせない存在です。劣化したバッテリーを使い続けると、バッテリーが上がって突然車が動かなくなる可能性もあります。

・バッテリー交換のポイント
車種によって適合するバッテリーが異なります。自身で購入して業者に持ち込む場合は、規格を確認しましょう。なお、交換時は一時的に電力の供給源がなくなるため、カーナビゲーションや時計などのデータが消える可能性があります。設定を残しておきたい場合は交換時にバックアップ電源を使用すると、電力の供給が途切れる心配がなくなります。その場合、感電や引火のリスクがある事は頭に入れておいてください。

 

✔ エアクリーナー交換【2年または走行距離20,000km】

 

エアクリーナーは、車のエンジンに取り込む空気をきれいにするフィルターです。エンジンの出力を保つために、2年に1回、または走行距離20,000kmに1回は交換が必要です。

・エアクリーナー交換の必要性
車はエンジン内でガソリンと空気の混合ガスが爆発して膨張する力で走っています。エアクリーナーで異物を除去しなければ、うまくガスが爆発しなかったり、煤が空気の通り道をふさいでしまう可能性があります。

・エアクリーナー交換のポイント
エアクリーナーは、ほこりが多い地域や、黄砂や花粉が多く舞う地域は、その分空気が汚れている為、交換時期が早まります。エアクリーナーの交換は比較的簡単で、エアクリーナーボックスのクリップを外してエアクリーナーを外し、新しいエアクリーナーに入れ替えてボックスをロックすれば完了です。

 

✔ タイヤの交換【4~5年ごと】

 

車のタイヤとホイールのイラスト車のタイヤとホイールのイラスト

 

タイヤはローテーションしていても摩耗していき、性能が落ちてしまいます。安全な走行を維持するためにも、4~5年に1度は交換が必要です。

・タイヤ交換の必要性
劣化したタイヤは、ひび割れしてバーストを起こしたりする可能性があります。また、摩耗で溝がなくなると、排水力が落ちてスリップなどの危険性も高まります。安全のためには定期的な交換が必要です。

・タイヤ交換のポイント
一般的なノーマルタイヤやオールシーズンタイヤは4~5年が交換目安です。また、タイヤは紫外線などでも劣化するため、冬明けで保管しているスタッドレスタイヤなどは、正しく保管しないと使用できなくなる可能性があります。タイヤ交換は、スペアタイヤに変える要領で自身でも行うこともできます。ただし、正しい取付けとバランスの調整なども必要になる事は頭に入れておいてください。

 

 

軽貨物ドライバーの基礎知識 - メンテナンス費用

 

《自分の場合》
近所のガソリンスタンドで、「タイヤの交換」「エンジンオイルの交換」「オイルフィルター交換」「ライト交換」「バッテリー交換」を行っています。多いのは「タイヤの交換」「エンジンオイルの交換」「オイルフィルター交換」で、半年に一回くらいのペースで利用しています。

- エンジンオイル
エレメント交換とフラッシングは、オイル交換の2回に1回のペースで行ってます。オイル交換は、大体3か月に1回なので、年3回になります。

オイル ¥3,300
エレメント交換 ¥1,100
フラッシング ¥1,100
工賃 ¥550

合計 ¥3,850(¥6,050)

 

- タイヤ交換
タイヤの交換は、4本丸ごと変えるというよりも、2本交換、後ろ2本を前にローテーションが基本になります。それを半年に1回のペースでやっています。

タイヤ価格(4本) ¥15,500
タイヤ廃棄(4本)¥1,100
バルブ交換 ¥2,200

合計;¥18,800

 

- エアクリーナー交換
工場で整備してもらっているときに、交換してもらいました。2年に1回の頻度になります。

エアクリーナー価格¥2,000
合計 ¥2,000

- バッテリー交換
普段利用しているガソリンスタンドとは違う所で、交換しました。これは4年ドライバーをやってきて、1回だけしかやってません。

バッテリー価格 ¥4,800
工賃 ¥2,000

合計 ¥6,800

2年に一回の物もありますが、1年のうちに、これらすべて交換する事になった場合

総合計 ¥60,150

 

私の場合、近所のガソリンスタンドでやっていますが、軽貨物ドライバーの場合、会社が契約している工場を利用すれば安く抑える事が出来ます。
自分は、工場が車で1時間の所にある為、その時間をかけるくらいなら、高くても近所のガソリンスタンドで良いと思って利用しています。

軽貨物ドライバーとして働く際、管理費用だけに目が行きがちですが、現場では思いもよらない事故や事件に巻き込まれることがあります。その時にも出費は出ていきます。私も4年の間に、多くの事故・事件に巻き込まれました。
軽貨物ドライバーの仕事が持つリスクについての記事はこちらを参考にしてください。
軽貨物ドライバーで起こりうるリスクとは?-リスクへの備えが大事

現場のキツさをレベルで分けて解説
軽貨物ドライバーの業務はきつい?ドライバー歴4年の話

皆気になる軽貨物ドライバーの収入について
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