こんにちは!トミです!
今回は、私が軽貨物ドライバーで月収100万を達成した時にやっていた方法をお伝えしたいと思います。
軽貨物ドライバーで稼ぐ方法-労働環境
労働環境の内容 Q&A
軽貨物ドライバーの仕事には、企業配と宅配があります。それぞれの詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
私が月収100万を達成した時の仕事は、宅配業になります。仕事先はAmazonの配達です。
- 何故その仕事にしたのか
歩合制で、沢山運べば運んだ分だけ収入が上がる仕組みだからです。
― 物量はどれくらい?
1日280個~330個を運びました。
― エリアの特性は?
3町会ありました。
- 住宅地
- タワーマンション
の構成でエリアは構成されていました。エリア内には、会社・学校もありました。
美味しいエリアになると、1か所に10個~20個を落とせるエリアもありますが、私が担当していたエリアは、そういった大口はありませんでした。
― 配完率はどれくらい?
1日大体、20~30個の荷物を持ち帰っていた為、配完率90%でした。
不在持ち戻りが、たまに50個の時もあり、そういう時は84%になります。
― 置き配達はやっていた?
その時は、事前に許可をもらっていた人だけだった為、そこまで置き配達は、やっていませんでした。
― 労働時間はどれくらい?
ぶっちゃけると、14時間労働でした。1時間に運べる数が33個~37個の為、8~9時間で一回目の配達を終わらせる事は出来ます。不在の数によって、その後の不在周りの時間が決まって来るのですが、私のやっていたエリアは、昼間の配完率は良くなかったので、結果的に夜の負担が激しかったです。
以上が、自分が稼いだ環境になります。稼ぐうえで、荷物の量は絶対に必要なので、それは確保する事ができました。とは言え、その数を捌く事が出来なければ稼ぐ事は出来ない為、ここからはその仕事を効率的に捌いていったやり方をお伝えしていきたいと思います。
軽貨物ドライバーで稼ぐ方法-多くの荷物を運んだ方法
荷物を捌く方法-配達前の準備
✔ 前提として-1日中、短距離走を何回もやるくらい走り回る為の体力と精神力が必要です。ただ、ジョギング程度でも200個~220個は捌けます。
仮に、体力が無かったとしても、毎日走り続けていたら体力はついてきます。その場合、それに耐えきる精神力が重要です。
✔ エリアを固定する-毎日、同じエリアを走れるようにシフトをくんでもらいます。ローテーション編成であっても、エリアを覚える事が出来れば問題はありません。エリアを固定化した方が、情報を多く獲得できる事と、ルーチンワークに落とし込む事がしやすくなる為、固定化がベストになります。
✔ 下準備を行う-最初から多くの荷物を捌くのは無理です。先ずはエリアの情報を集めて効率的に回る為に最適なルートを作ります。ここで言う効率性とは
- 1時間30個以上運べるような道順かどうか(時間帯により渋滞が起きる等)
- 配完率を上げる事が出来るか(10時までに行かなきゃこの人は居ない等)
渋滞や、歩行者が増える時間帯にその道を使うのは極力避けたい為、下準備の段階で何時から何時まで混んでいるのか把握しておくと、効率性が上がります。配完率が低いと、再訪問の手間がかかるだけでなく、他の荷物を車に積む事が出来ないなどの問題が起こります。その為、訪問した際、或いは電話した際、いつもどんなスケジュールで生活しているのか聞いて把握しておくと回り方に反映する事が出来ます。朝7時から23時まで居ませんという人は割と居るので、そういう人は置き配達か、休みの日程を聞いて、指定配達をします。
✔ 車を止める位置の固定化-ルートを固定化する際、車を止める位置も固定化します。現地での判断・選択で迷うのは、時間ロスになるので出来る限り減らす必要があります。
✔ 荷物の積み込み方の固定化-荷物を探すという判断・選択を削る為に、固定化したルートに合わせて、車に積み込みます。
封筒…助手席
3辺60サイズ程度の箱…荷台右側
3辺100~120サイズ…荷台中央
大型…荷台左奥
時間指定…荷台左手前
奥から、1丁目、2丁目、3丁目と奥行きで町会の調整をする。高さで番地の調整を行う。行く順番が固定しきれていない場合、上から1番地~20番地というように順番にセットするのもやり方としては有りです。
✔ 不在荷物の置き場所を固定-配達後、お客さんから電話で再配達がかかってくる事があります。その時に探す時間がロスに繋がる為、不在は荷台左側の『時間指定』置き場に置いていきます。時間指定は基本的に落ちるので、隙間が空きます。その隙間に、不在を置いていきます。
✔ 積み込みは仕分けながら-荷物はカゴ車と呼ばれる大きなカーゴに積められています。ここから出す際、一度、各町会に仕分けまとめて積み込みます。そうする事で、1日の荷物の全体像と、どこに何を置いたのか大体の位置を覚えていきます。
荷物を捌く方法-配達中
回り方は、既に下準備の段階で整えている為、現場ではそれに従って回ります。その中でも、無駄な動き、時間のかかる作業を見つけ改善していく事をやっていきます。経験上、現場で時間を奪うアクションは次のようなものがありました。
- 荷物を探す
- 後ろから別車両が来て、車を止めなおす
- 電話対応
これらは、自分のやり方次第でコントロール出来る内容になります。
『荷物を探す』―車を走らせる以上、荷崩れはあります。荷崩れしない走りについては、ドライブテクニックになります。ここは、経験値になります。
例えば、目の前に小さい段差があった場合、車が傾いて荷物が後方に崩れます。そういう場合、事前にスピードを上げて、段差に差し掛かった瞬間、ブレーキを踏むことで、荷物が前に行こうとするのでバランスを取る事が出来ます。これは上級者の技術になります。
荷崩れのケアは、こまめな荷物整理を行う事です。
荷物を取り出す際、散らばった車内を軽く整理する習慣を付けると、荷物が大体どこにあるかを常に把握する事が出来る為、探す時間を減らせます。
また、荷崩れを起こさないケアの一つとして、積み込み方をぎゅうぎゅうに積み込む事で、がっちり固定されて荷物が崩れません。基本的には、縦に固定する積み込み方を心掛けると良いです。
『電話対応』―電話対応のコツは、こちらから提案する事でスムーズに予定が組めます。先ず聞くことは住所です。自分の位置からの距離、残りの配達件数を見て状況を整理します。
- この後はずっとご在宅ですか?
- この後は18時~20時の指定になりますが、いらっしゃいますか?
- 30秒で着きます。
自分は大体、この3つを状況に応じて使っていました。どうにも行けそうにない状況であれば、今日はもう配達が厳しいので、次の日の時間指定を聞きます。
✔ 時間測定-荷物を運ぶ際、とにかく時間を意識していました。1個当たり1分30秒~2分以内に終わらせないと、理論上回りきれないので、頭の中で時間を数えたり、時計を毎回確認しながら配達を行っていました。
時間を意識すると、自分の状況も把握出来る為、このペースだと10個不履行を起こすから15個ヘルプに渡そう等、先読みしやすくなります。
✔ エレベーターは3F以上-エレベーターは基本的に3F以上じゃなければ使いません。走った方が早いからです。4F~5Fに関しては、エレベーターが遅い場合や、ちょうど上に上っていくタイミングなら、階段で行く場合もあります。
以上が、私がやっていた大まかな内容になります。細かい話をしていくと、車のドアの開け方や、ペンの取り出し方など、秒単位で時間を削るようにしていました。さすがにそこまで細かい部分は実行出来ないと思うので、大枠を整理すれば、ある程度の人は250~280個の配達が出来るようになります。
仮に、多くの荷物を運ぶつもりが無い人でも、労働時間の短縮に繋がる内容にもなる為、150個を半日で終わらせて、自由時間を増やす事にも役立つと思います。
まとめ
- 宅配業を選択
- タワーマンションと住宅地の複合地域
- 1日280個~330個
- 労働時間は14時間
- ルーチンワーク化する
- 積み方を固定化する
- 駐車位置を固定する
- 時間を測定する
あとは、記事だけでは実際のイメージが持てないと思います。一緒に仕事をしながら見てみたいと思った方は、どうぞご連絡ください。
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