軽貨物ドライバーの業務って、実際きついの?

 

  • 軽貨物ドライバーに興味はあるけど、自分に出来るのかな?

  • 労働の内容はどれくらいハードなのかな?

 

そういった疑問を持たれる方に、軽貨物ドライバー歴4年の私の経験を、実際の現場と絡めて話していきたいと思います。

 

結論から言うと

 

業務によります!

 

そこで、レベルを1~10まで分けて、業務別に、どれくらいきついかを解説していきます。

 

軽貨物ドライバーの業務をレベルごとに解説

 

軽貨物ドライバー業務の種類

大きく分けて二つに分類する事が出来ます。

 

  1. 宅配― 各家庭に荷物を運ぶ仕事。例として、『Amazon』『ヤマト運輸』『佐川急便』があげられます。

  2. 企業配- 企業に荷物を届ける仕事。例として、『アスクル』『花の配送』『弁当配送』があげられます。

 

宅配業務 総合レベル7~10

集中して取り組めば、時間的な余裕は無くなりますが、収入は高くなります。私は、これで月100万を稼ぎました。

― 時間的なキツさ(レベル7~10)

宅配業務は、一日に120件~200件、各家庭を訪問します。150件を8時間労働で終わらせようとした場合

荷物の積み込みを一回30分、朝と昼の2回行う為、1時間

150÷7=21個/時

1個当たり2.8分で、運ぶ必要があります。

このことから分かるように、時間が切迫している為、機転や閃き、時間配分、アドリブ能力など、高いレベルが必要になります。

 

― 荷物の重量 (レベル1~4)

荷物は軽い封筒から、『3辺160サイズ/30Kg』と軽くコンパクトなサイズが多い為、運搬の負担は軽くなります。
ただ、飲料水のセット商品は、男性であってもかなりきつく、5階までエレベーターなしの配達となると腕に来ます。

 

― 収入的キツさ (レベル1~4)

収入に関しては、成果報酬になる為、個人差があります。ただ、若く体力がある人なら、月50万~100万の収入を稼げる為、収入面でキツイことはありません。
収入に関して、より知りたい方はこちらを参考にしてください。

軽貨物運送業で手堅く月収50万円!経験を基に収入の内訳を徹底解剖!

― やってみた感想

自分は最初、ヤマト運輸の宅配業務をやっていましたが、1日80個~90個がとてもしんどかったです。エレベーターや信号で時間を取られる為、ご飯を食べる時間を確保するのが難しく、全力疾走で荷物を運ぶことでなんとか間に合わせていました。丸1日走り回る為、かなり痩せましたが、それは良かったです。

かなりストイックに取り組んでいたため、最終的には、1日330個の荷物を配達するレベルまで自分を高める事が出来ました。始めて1年くらいですね。
結論から言うと、20代の体力があるうちに宅配業務に取り組めたことは、とても良い経験になったと思います。
稼げるには稼げますが、他人にオススメしたいか?と言われると、人を選んで紹介したいかなと思います。

 

 

 

企業配 総合レベル3~5

収入に関しては正直厳しいですが、時間的な余裕が多く取れる為、上手く副業と重ねて行えば安定性と攻めを両立させることが出来ます。
私は、企業配で25万、ネットショップで40~50万を稼いでいました。

― 時間的なキツさ(2~4)

1か所に多くの荷物を運んだり、何件も周る必要もなく、ルートが既に用意されている為、時間的なキツさは特にありません。

 

― 荷物の重量(6~10)

企業配は、水やコピー用紙など、重量のある荷物を運ぶことが多い為、身体への負荷がかなり高いものになります。台車を使って運びますが、ちょっとした段差に引っかかるだけでも、苦戦してしまいます。
ただ、弁当配送などの案件であれば、重量の負担はありません。

 

― 収入的キツさ(6~8)

8時間拘束で¥14,000~¥15,000の案件が多く、車両を扱って仕事をする側からすると、心もとない収入になります。
¥15000×22日稼働=¥330,000

そこから、ガソリン代、駐車場代などが引かれていく為、生活はギリギリのものになります。

 

― やってみた感想

軽貨物ドライバーは、こちらの業務が始まりでした。この時期はネットショップで物を売っていた為、実働2時間の6時間の暇な時間に、パソコンでショップの管理や、市場調査をやっていました。この頃は、あまり動かず、仕事も楽だったので、かなり太ってしまいました。仕事内容は非常に楽でしたが、自己管理が出来ず太ってしまったので、自分としては今後やりたくは無いです。人におススメできるくらい楽です。

 

 

このように、案件に応じて特徴がある為、負荷がどれくらいかかって来るかは変わります。ただ、軽貨物ドライバーの仕事は、豊富にある為、コロナショックのような不況時にも安定して稼ぐ事が出来ました

地盤として軽貨物ドライバーを行いつつ、自身の副業を育てるという選択も賢い判断だと思います。

ここまでで、もっと軽貨物ドライバーの働きについて知りたい、注意点など気になると思った方はこちらの記事をご参考にしてください

 

 

― 収入に関する記事

軽貨物ドライバーの実際の手取りは?

 

― AMAZONの配達

AMAZONの配達を効率UPさせる

 

― 企業選びに関する注意点

宅配業へ転職を考えている方ー会社選びに見るべき三つの注意点

 

― 軽貨物ドライバーを行う際の注意点

運送業で起こりうるリスクとは?-リスクへの備えが大事

 

― 始め方の記事

軽貨物運送の始め方-月収50万までのプロセス(個人事業者編)

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