『Amazonの配達業務に従事してみたい!でも、何かいろいろ業者あったよね?』
『うちに届けてくれているAmazonの配達員っていったい何処の人なんだろう?』
こんな感じで、誰が届けてくれているのか気になった経験、あるんじゃないでしょうか?
東京都内の配送構造について、解説していきます。
Amazonの配送業者は、大まかに次の3つに分類が出来ます。
〇運送大手(ヤマト・日本郵政)
〇DeliveryProvider
〇アマゾンフレックス
Amazonの配送業者は何処なの?|ヤマト運輸
ヤマトの配送
ヤマト運輸経由でAmazonの荷物が届く場合、右のような工程で届く事になります。
ヤマト社員が運ぶというよりは、業務委託を活用して荷物を運んでいる訳です。
また、この配達内容としては、Amazonの配送だけでなく、ZOZOの荷物も同時に運ぶ事でドライバーの物量を高く維持する事に繋がっています。
二社同時に荷物を扱うことで、単価競争をさせる狙いもあるんじゃないか?という事も個人的には考えています。
収入の体形としては、個建計算となり、幾つ運んだのかで収入が変動するようです。(2023年現在)
Amazonの配送業者は何処なの?|Delivery Provider
Delivery Provider
東京都内のDeliveryProviderを管理する企業が大きく分けて4社あります。(最近はこのポジションが細かく増えてきてる)これらの企業が、23区のエリアをそれぞれ管理していますが、そのもう一つ下の階層に中小企業が挟まり、個人ドライバーを取りまとめています。
構造としては、ヤマトの業務委託も同じという事になります。
配送品質は、現場のドライバーが要の部分になるので、”良い人材の集まる中小企業を取り込む”という競争が、この上の企業間では行われています。
収入の体形としては、車建計算となり、幾つ運んでも固定の収入が入る仕組みです。(2023年現在)
Amazonの配送業者は何処なの?|AmazonFlex
AmazonFlex
Amazonflexは、契約はAmazonと直接契約、DS(倉庫)での管理は、Amazonの社員が管理するパターンと、DeliveryProviderが管理するパターンの2つがあります。
中小企業が居なくなり、構造的にはスマートになっています。ここで、管理・配送のデータを回収し将来的には、AmazonFlexの荷物を自動配送で各地域に置いてあるAmazonBoxに投函していく未来になるんじゃないかなと、個人的には予想しています。
自動倉庫の技術は、既に10年前から始まっていて、工業高校にも置いてあったりします。これだけの期間、研究された技術なので、法整備が進めば導入が始まると実装に時間はかからないんじゃないでしょうか?
収入の体形としては、稼働時間をブロックごとに分け、その各ブロックに単価が設定されている形となり、幾つ運んでもそのブロック固定の収入が入る仕組みです。(2023年現在)
― 収入に関する記事
軽貨物ドライバーの実際の手取りは?
― AMAZONの配達
AMAZONの配達を効率UPさせる
― 企業選びに関する注意点
宅配業へ転職を考えている方ー会社選びに見るべき三つの注意点
― 軽貨物ドライバーを行う際の注意点
運送業で起こりうるリスクとは?-リスクへの備えが大事