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トミです V(^^)
運送業をやり始めた当初、雨の日に配達していた時の出来事です。
夜だったので周りは暗く、また雨でミラーも水滴で見にくい状況でした。
そんな中でバックしてたら、右後方にあった木に気付かずサイドミラーを持っていかれた事があります。
運送は車を使って行います。
運転席から見えないデッドゾーンも存在する為、様々な危険に直面する事があるでしょう。
本記事では、出来る限り、そういったリスクを回避できるように
『こんな危険があるよ!』『こんだけの出費が発生したよ』という自分の経験をもとに書いていきたいと思います。
あなたが安全に業務に取り組める事を願っています。
軽貨物ドライバーに起こりうるリスク
・飛び出し
・巻き込み
・衝突
・転倒
・商品紛失
・商品破損
・盗難
・暴行
なかなかハードなリスクがありますが、私が宅配始めてから2年の間に、自身が経験したものと、見たもので、上記の事が起きています。今回はこれを
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車両リスク
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運搬リスク
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人的リスク
の三つに分類して、解説します。
✔ 車両リスク
運転していると、本当に無理な横断や、急に飛び出してくる子供が多いんです。
画像のような、塀に囲まれた十字路では、自転車がすごいスピードで曲がってきたりします。
また、建物の入り口があるときは要注意です。
そこから子供たちは飛び出してきます。
一度飛び出すと道のど真ん中まで走りこんでくるので、回避は難しくなります。
同業者による人間との接触は、見てるだけで4回発生しています。
自分も、ぶつかりそうな場面が3回ありました。
それくらい、頻繁に起きる事なのです。
同業者の接触の内一件は入院する怪我に繋がっており、賠償金も30-40万程かかってます。
車通しの接触も起きます。
私の経験した車両接触の話
これは、車から離れていたため、私には過失はなく全額相手保証でした。
こういった、判断ミスによる相手から受ける自己も起こります。
高齢ドライバーによる過失自己のニュースもあるくらい、こういった事故も少なくはありません。
事故以外の車両トラブルとして、エンジントラブルや、エアコンなどの劣化による不具合もあります。
高いものだと40万の修理費がかかったりと、なかなかの痛手になります。
✔ 運搬リスク
このリスクの主なリスクは、配送時に荷崩れを起こし破損してしまう事です。
また、それがワイン等の水物だった場合、二次被害による汚損が発生してしまいます。
こういった破損・汚損により荷物をダメにしてしまった場合、ドライバーが責任をもって弁償する事になります。
安い物なら何とかなりますが、1万~50万となってくると大変です。
雨の日、雪の日の配達も大変です。
路面が滑りやすく、とにかくよく転ぶ!
それで、膝はお尻をぶつけて痛みと闘いながら、配達していました。
場合によっては、骨折もあり得ます。
なので、僕は靴にこだわりをもってます。滑り止めがついてない靴は絶対に購入しません。
✔ 人的リスク
このリスクもなかなか厄介です。
先ずは【盗難】。
僕がこの仕事を始めてから、現在まで約2年ですが、車上荒らしの被害が6件上がってきています。
運送は車から離れている時間が長く、ルートがほぼ決まっているので、計画を立てやすいんだと思います。
盗られているものは
・財布
・荷物
・携帯
になります。
今後、日本の労働環境悪化により、治安が悪くなると言われているので、より案件が増えていくと思います。
他の業者の人も恐らくは被害にあっているのではないでしょうか?
施錠の徹底を義務化したので、皆カギをかけていますが、厄介な問題です。
これは稀ですが、【暴力】を振るわれる危険です。
僕の周りでは、はっきりとした障害罪が一件。立件した暴行罪が一件。
あとは、私がヤ〇トから受けた暴行罪が一件。これに関しては立件してませんが、目撃者も居たので、警察に言えば捕まったでしょう。
僕の受けた暴行の内容として
宅配ボックスを使用している所に、体当たりしてきて、無理やり使おうとする某運送会社の社員がいました。
僕もいきなりそんなことをされたので、大声で『なにするんだ!』と口論が始まりました。
そのやり取りをする中で、ド突き飛ばされました。
これは、まだ軽い喧嘩ですが
他のドライバーはもっと酷い内容で、『傷害罪』の被害にあっています。
配達先で荷物を受け渡した時の出来事です。
荷物を受け渡し外に出ようとしたところ、荷物を渡した客が、後ろから首を掴み地面に叩きつける事件がありました。
そのまま、そのドライバーは入院してます。
特に言い争ったわけでもなく、急に起きた事件の為、対処が難しいです。
こういった、理不尽な被害を被る場面もあります。
まとめ
運送業には
- 車両リスク
- 運搬リスク
- 人的リスク
が存在する事を理解し、注意して取り組みましょう!
という注意喚起です。
決して、運送業をやるなと言ってるのではありません。
この仕事は、社会を回すためには絶対に無くてはならない、インフラ業務です。
運送業界が傾けば、そこに関わる全ての業界にも影響が出ます。
働き手も少ない為、1人1人のドライバーを大切に、長く安全に業務を行える事を心よりお祈りしております。